お客様の「好き。に生きる」を一緒に考えカタチにしていく。
一邸の文化から日本の文化を高めていく。
祖父が創業した建築業を三代目として継承する以前は、ファッション業界に身を置いていました。そこで体感してきたのは美的、精神的、社会的にも自由な発想やデザイン。時代とともに変化し、繰り返してきたスタイルは、増々多様化し、単に「着る」という機能だけでなく、「愉しむ」という精神的な幸福をもたらす存在であることを感じました。個性の時代である今、自分の「好き」を追求して生み出されるものは、社会全体を変えていく力を持っていると思います。
私たちの礎である「数寄屋造り」の「数寄」は「好き」の当て字と言われています。住まいは自分の好きなことが実現できるところであり、心寄せるものに囲まれる幸せを日々感じていただきたい。長年培われてきた数寄屋の技術と精神をしっかりと継承し、革新させながら、お客さまの好きを重ね合わせた「自分メイド」の住まいをつくっていく。その住まいは、世代から世代へと大切に語り継がれる文化となり、日本の未来につながることを私たちは願っています。